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【バックドラフト】あらすじネタバレ感想&おすすめ度は??

子どもの頃に見て、すごく面白かった記憶があった「バックドラフト」を今回久々に観ました。その感想です。

ウィリアム・ボールドウィンが若くて素敵だったよ。

 

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ただの火災ではなかった?!連続火災の事件と兄弟の絆を描く映画『バックドラフト』 - Middle Edge(ミドルエッジ)

 

映画「バックドラフト」あらすじ

 

殉職した父の後を継いで、消防士になる決意をしてシカゴに戻ってきたブ ライアン(ウィリアム・ボールドウィン)。父の同僚と、今や消防中尉の兄スティーブン(カート・ラッセル)と大火災を戦う日々を送っていた。ある日、ブラ イアンは元恋人のジェニファー(ジェニファー・ジェイソン・リー)と再会し、彼女の上司に放火犯罪調査の仕事を勧められる。

 

映画「バックドラフト」ネタバレ

「バックドラフト現象」とは?

 

まず前提ですけど、火災における「バックドラフト現象」ってなんぞや?

 

室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時に窓やドアを開くなどの行動をすると、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれて結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす。

バックドラフト - Wikipedia

 

 

ちょっど動画調べてみたらこんなのがありました。

 


Fire service backdraft 2 door open fire fighter training

 

映画の話に戻ります。

 

弟ブライアンと兄スティーブンはまるで水と油

 

主人公のブライアンは子供の時に、消防士の父に連れられて火事の現場に行く。

 

めっちゃヒーローバリバリ、消防士は誰からも憧れ尊敬される存在!!って感じでウキウキの感じで映画は始まります。

しかし、勇敢なパパはブライアンの目の前で殉職。アーメン。

 

20年後、やりたいこともなくブラブラしていたブライアンは消防士になります。で、楽なスコッチを賄賂にして楽な分隊に行く予定だったのに、兄スティーブンが隊長を務めるスパルタ分隊に配属になってしまうんですね。

そこには、かつての父の盟友であるアドコックス(スコット・グレン)も配属されています(かっこいい!)

 

楽しようと思ってたブライアンにはウンザリな感じですけど、とりあえず火消に行くわけです。

はじめての火事でブライアンはテンパりまくって、人が呼んでると思ってワンマンで勝手に助け出そうとして、マネキンを救ったりして同僚の爆笑を買います。

残念な感じのブライアン。

 

ちなみにその頃、議員が「人件費削減」とか言ってどんどん消防士を削ってしまってて、そのせいで消防士は危険な目にあったり死んだりしているんですね。
なので、消防士たちはその議員の事が大嫌いなのである。

しかし、その議員の秘書を務めるのが、なぜかブライアンの彼女だったりする(非常にバカっぽい)。

最近頻繁に起きているバックドラフト現象の火事が放火らしいということで、議員はデニーロ演じるリムゲイル捜査官に調査の進捗状況を聞くんだけど、デニーロは「さあー?」とか言ってごまかしてばかり。

 

でもこのリムゲイルっていうやつはかなりできる感じなんですね!
さすがデニーロ!!

 

ブライアンは仕事が全然できないんだけど、「なにくそ!」と思って奮起して頑張るんですね。でも兄のスティーブンは彼をひよっことしか見てなくて、バカにしてるんですよ。

まあ、これも弟を想ったからのことなんだけどな!!分かってるよ兄さん!!!

 

で、ある時火災現場に子供が取り残されているっていうのを聞いたスティーブンは、放水の準備も整わないままで火の中に飛び込んでゆくんですね!!

後をついていったブライアンは部屋に入ることもできないのに、そうこうしているうちに兄は子供をあっという間に助け出すわけです。

 

すごいぞスティーブン!無茶だけど!!

ワンマンすぎてダメだけど、とりあえず映画的にはさすが兄!みたいになるわけです。

 

「兄はやっぱすごい。絶対にかなわない」とか何とかでブライアンは凹みまくって、ついに消防士を辞めてしまいます。

 

普通に考えたらあんなワンマンプレイでヒーローになるとかあり得ないとか思うんですけど、そんなのこの映画にとっては全く問題ではないのだ。

 

ブライアンは放火の調査員になる

 

で、ブライアンは予てより議員の秘書の彼女から勧められていた、火災の調査の仕事をリムゲイルの下でやることになるんです。

で、調査していくうちに、この犯人は「火が嫌いな奴だ」ということが分かってくるんですね。

 

ある日、なんか調子が盛り上がって、ブライアンは秘書の彼女と消防車の上でラブラブのエッチ。

 

 

「……(・_・`)」って感じですよね!!

 

そんな時、兄のいる17分隊ではブライアンの同期のティムがバックドラフトの被害にあって大やけどを負ってしまうわけ。

 

で、ブライアンはエッチしてた消防車で現場に連れていかれて、友だちの様子を目の当たりにするわけ。

 

スティーブンはその時、ちょっと火事を甘く見てたというか、ティムの事をそれほど気にかけてなくて事故っちゃった。

しかも事故の前にアドコックスに注意を喚起されていたのにです。

だからスティーブンには大きな責任があった。なのに、スティーブンも頑固だからそれを認めないんですよ。

 

まあ、そもそも、前の火事で子供を助けたのだって、私からすりゃスティーブンのワンマンで場合によっちゃ隊員を危険にさらす可能性があったわけだから、今回の事は当然の結果とか思った。

で、そんな兄の姿を見て、ブライアンはブチ切れて兄に殴りかかるわけ。

 

いやいやいやお前がそこで殴るかとかおもわん??wwww

 

非番だったとは言えお前は消防車でそん時エッチしてたじゃんwww

 

まあともかくそれでブライアンはキレて、「オレがティムの敵を討つ」みたいなことを言って私情を挟み始める。

 

 「バックドラフト」放火の真犯人はまさかの……?

 

その放火に議員が関わってるのでは、ということでブライアンが彼女に調査を依頼したところによると、消防費を削減して違法に金銭を受け取ってた?とからしく、ブライアンとリムゲイルが議員の家に行くと、犯人と鉢合わせて、議員は間一髪で殺されないわけですけどリムゲイルは負傷します。

 

そこでブライアンは、刑務所に放火のサイコ野郎に会いに行くわけです。

 

放火にとりつかれたような変態ジジイなんだけど(名優ドナルド・サザーランド)、彼とブライアンは話しているうちに、犯人は兄ではないか?と気づくわけです。

なぜかっていうと、犯行現場にあった薬品が兄の住んでいる家にあったからですね。

 

ショックを受けるブライアン。

 

しかし、調査のためにシャワールームの兄のロッカーをこじ開けてたら、シャワールームからアドコックスが出て来るんだけど、議員を殺人未遂した時犯人につけた傷がついてたんですよ。

 

がーん!

 

犯人は兄じゃなかった!!
アドコックスだった!!!

 

兄は、アドコックスから、あの薬品をもらったらしい!!!

 

そんな時、火事が起こって皆、出動してしまうんですね。

兄と、アドコックスも出動。
ブライアンは兄を心配して後からついていく。

 

探していたら、火事場で言い争う兄とアドコックスを発見!!

 

兄「なんでそんなことをしたんだ!?」
アドコックス「仕方なかった!これ以上消防士を犠牲にすることはできなかった」

とかなんとか言ってるんですね。

 

「兄、なんでこの場でその話をもちかけちゃったかなあー!(;´∀`)と思ったのは私。

不器用すぎる兄。

 

でまあ、3人でもみ合ってるうちに大変なことになって、アドコックスが絶体絶命になったのを兄は助けようとする。

本当だったら兄は助かるのに、「死ぬのは一緒だ」という合言葉の通り、自分だけ助かる道を選ばなかった兄は一緒に転落して、自分だけかろうじて通路に引っかかるんだけど大けがを負うんですね。

 

マジで意味わかんないいいいアドコックスが犯人だとかはともかくとしても、あそこであんたが手を放していれば生き残れたじゃん

別にそれって普通の事じゃん。

 

とかは思うんですけど、とにかく弟がめっちゃ頑張って兄を救出するんですけど、救急車の中で兄は弟に言うんです。

 

「アドコックスが犯人だということは誰にも言うな……分隊の名誉のために」

 

 

 

おおおおおおいおいおいおいおいおい待て待て待て

 

 

もう、この辺は突っ込むのもだるいけどとりあえず突っ込ませていただく。

3人以上?殺した犯人だぞ???←あいまい

 

名誉とか……関係なくね?

やってることが完全に悪だ。

 

しかし、世の中は兄の殉職で大騒ぎです。

通行止めにしてまでこの英雄たち(アドコックスも含む)の葬儀を大々的に行って、兄の妻は涙(別居して兄の事をさんざんコケにしてたくせに)。

 

ああ、アメリカの英雄って最高だなー

 

で、弟は消防隊に戻って仕事をするのであった。

 

映画「バックドラフト」感想

 

まあ、馬鹿アメリカ映画の典型って感じですよね。

 

とにかく誰かを英雄に仕立て上げて誰かを悪人に仕立て上げて人情を安売りして騒ぎ立てる大騒ぎ映画って感じ。

 

ただ、そうは言っても話の作りはなかなか込み入ってるし、突っ込みどころは多いけど改めて観ても結構面白いと思いました。

 

よくできてるんですよね。

 

シナリオがよくできているというのもあるし、実は「典型的なアメリカ映画」とはいえこの映画は基盤が「兄弟愛」でできていて、実はそういう映画はハリウッド映画にはそれほど多いわけではないのです。

 

また、キャストもなかなか良くて、やっぱり主演のウィリアム・ボールドウィンは当時すごくかっこよくて好きだった。

 

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https://middle-edge.jp/articles/OGF1A

 

今で言うとライアン・ゴズリングに似てませんか?

 

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http://eiga.com/person/76088/gallery/0402887/

 

後はとにかくカート・ラッセルが最高ですよね。

 

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https://middle-edge.jp/articles/OGF1A

 

しかし、この映画でははじめっからアドコックスを演じるスコット・グレンがむちゃくちゃかっこよかったです。

すっごい久々に観た気がしたけどとにかくかっこいい。

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https://middle-edge.jp/articles/OGF1A

 

あと、もちろんデニーロ。さいこう。

 

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しかしこの映画では当時なかなか人気のあった、レベッカ・デモーネイ(兄の妻。かわいい)と、ジェニファー・ジェイソン・リー(ブライアンの彼女)がでてたんだけど、キャラ的にはどっちも馬鹿みたいだった。

女をあんまりバカみたいに描かないで欲しいわ。

 

映画「バックドラフト」オススメ度は?

 

 

いろいろバカみたいとかディスったけど、さすがロン・ハワード監督というか、バカなりに娯楽作としてはかなりそれなりのクオリティになっていると思うので、観て損はないかと思います。