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イタリア語ゼロの私が伊語ガイドの遺跡ツアーに参加した結果【ドムス・アウレア】

前回イタリアに来た時(今年の春なんですけど 笑)見たくても予約が取れなくて見れなかった遺跡があるんですね。

で、今回はその遺跡のガイドツアーを無事申し込むことができまして、悲願だった「ドムス・アウレア」を見てきました。

イタリア語ツアーしか取れなかったんで、まあ別に見れればいいだろうと思って行ったのが大きな間違いだった……

 

 

悪名高き皇帝ネロの黄金宮殿【ドムス・アウレア】

 

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Domus Aurea: The Past Reawakens | Romeing

 

ローマの歴史に疎い人でも、「ネロ皇帝」の名前を聞いたことがある人は多いと思います。

愚帝として有名なネロ皇帝は、人妻にうつつを抜かしたり実の母親を殺したり、身の回りの気に入らない人を端から殺したりしていたやばい人です。

ドムス・アウレアっていう建物は、そのネロ皇帝が作ったんですけど、その直前にローマ全土がかなり大規模な火事で焼けたのをしり目に作ったらしいんで、当たり前だけど市民は激怒してたらしいんですよね。

 

ローマの歴史はまだ全然勉強途中で語れるものは何もないですけど、五賢帝ていうローマの礎を築いた素晴らしい皇帝よりも、私は愚帝とか言われちゃってる人のほうが面白くて興味があります。

ネロ皇帝もそうだけど、カリグラっていう人も突然頭おかしくなっちゃったり、映画「グラディエーター」でも出てきたコンモドゥスとかも自分で剣闘士したりかなりしょうもないです。

 

今はこのドムス・アウレアは半分は埋まってて洞窟宮殿っぽい感じになってアドベンチャー感満載なんですけど、もともとは普通に丘の上に建てられた壮美なものだったらしい。

 

「ドムス・アウレア」のチケットを取る方法

 

この黄金宮殿なんですけど、一般開放されているわけではなくて、土日限定でガイド付きツアーが時間ごとに開催されているんですね。

サイトで予約が必要。

 

で、このサイトなんですけど↓

http://www.coopculture.it/ticket_office.cfm

 

右上に「ENGLISH」というボタンがあるのでクリックすると英語になります。

ただ、私が見た時には英語のガイドツアーが全部売り切れになってたんですよね。
今でもそうやって見えるんですけど……見方まちがってるのかなー。

私、とりあえず旅行は2か月間と決めてたんだけど、もしかしたらイタリアから離れる可能性もあるしということで、なるべく早めにドムス・アウレアを見たかったんですね。

で、イタリア語ツアーだったら見れるぞ、と。

 

まあなんでもいいや、見れれば。

 

 

と思ったのが大きな間違いだった……

 

ドムス・アウレアのチケットオフィスは一体どこなのか?

 

そもそも、このチケットには大きな不安がありました。

 

このサイトでチケット購入に進んでいくと、カードの情報を入れて「チケットの購入が完了しました」となった後に

「このチケットはあらかじめチケットオフィスで発券が必要です」

ってなったんですね。
確認のメールでもそんなようなこと書いてあった。

 

しかしどこを見ても「チケットオフィス」の場所が書いていない。

 

普通の美術館とかだったらいいんですよ。とりあえずそこに行ってみて予約番号を見せればなんかしら情報をくれるだろうし。

しかし、このガイドツアーは土日限定なんですね。
これは本格的に不安だぞ。

 

ということで、まずローマに到着した翌日の金曜日に、とりあえずドムス・アウレアに行ってみました。

チケットオフィスらしきものがあるか確認のため。

場所は、コロッセオの裏あたりです。

 

 

でもそれっぽいものは皆無。
チケットを取っていたのは日曜なので、まあどっちみち土曜にはわかるだろう、とこの時に思ってたらよかったんだけどなぜか焦ったNITARI

とりあえずツアーインフォメーション的なところを探すと、フォロ・ロマーノの前に合ったんですね。(ドムス・アウレアから10分くらいです)

 

カウンターの女の子に予約のプリントしたものを見せて、「チケットオフィスってどこのこと?」と聞くと、「ああ、これだったらフォロ・ロマーノかコロッセオのチケット売り場で大丈夫ですよ」と言ってくれた。

「よかったー!!」と思ったのもつかの間、フォロ・ロマーノのチケットカウンターは長蛇の列。

しかもめちゃくちゃ暑い。

 

でもまあ背に腹変えられないなーと思って並ぶこと25分

やっと私の番になったと思ってプリントを見せると、「ここじゃなくて予約の窓口だから」と言われ。

予約の窓口でもまた待つこと20分……

 

しかもかなり間が悪かったみたいで、私の後ろには最後まで誰も来ませんでした。

で、ようやく私の番になったと思ってプリントを見せると、「これ、ドムス・アウレアのチケットだからここじゃないわよ」と。

 

まさにたらいまわし。

 

まあ、考えてみれば日曜に予約取ってるんだから土曜に行ってみればよかったんですけどね……

早く安心したかったもので。

 

でもその時の気分は最悪で、もう見れなかったらそれでいいや、という気分にもなってました。

 

(数年前、同じようにプラハで予約したオペラの発券がどこへ行ってもわからず最後までできなくて、結局窓口の人の好意で何とか入場できた、という経緯があったので、欧州のチケット事情は意外と怖いっす)

結局は翌日、パレードの前にドムス・アウレアに寄ったら「予約時間のちょっと前にここに来てくれればチケット代わりのステッカーを渡すから」と言われて一見落着。

 

ドムス・アウレアのイタリア語ツアー参加は正解だったのか?

 

というわけで、念願のドムス・アウレアのツアー!!

 

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ちゃんと混雑しております!!!←言い方が変w

 

スタッフのお姉さんに言われた通り、入場用のステッカーをもらいました。

 

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ドムス・アウレアは英語のツアーが満員なので、私みたいにイタリア語が分からなくてもとりあえず見たい、という人がもう少しいるかなーと思ってたんですけど、一切いなかったです。

 

アジア人私だけ。

別にいいけど、かなり目立つ。

 

こんな風にヘルメットをかぶってゆきます。

 

 

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さらっと顔出しします。

別に隠すような顔でもないんで(出すような顔でもないけど)。

 

さあ、始まりますよぉぉぉぉ!!

 

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ちなみに、中はかなり寒いといわれていたので、ユニクロのポケッタブルパーカーを持って行って正解でした。でもそれでも寒すぎた。

中には、薄手のダウンを着ていた人も。

この日は30度を超える夏日でしたがほんとに中はめちゃくちゃ寒かったので、真夏でもウルトラライトダウンを切におすすめします

 

ちなみに手前のニコニコしているキャミの女の子は何にも羽織ものをもってませんでした。

マジで笑ってられるのは今だけだった……(かわいそうに)

 

ドムス・アウレアの中についに入ったのだが問題は……

 

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ついに念願のドムス・アウレアの中に入ることに成功したNITARI。

この兄さんがガイドさんでいろいろ説明してくれます。
もちろんイタリア語なので私には分からないです。

 

別にいいんだ、そんなの、中さえ入れればいいんだよ!!!

 

 

と思ったのもつかの間。

 

 

マジでガイド話長げぇ。

 

 

 

全く分からないから、こんなに長く感じるのでしょうか?

とにかく話が長い。長すぎる。

 

しかも、一か所にとどまって話は長いのに、「ちょっと長く話過ぎたな」みたいな感じでガイドさん、次のポイントに行くのがめちゃめちゃ速足。

 

え、もっといろいろ見たいんですけどwwww

 

でも多少予備的に勉強もしていたので、注意深く聞いていれば「ああ、埋まってたってことを言いたいんだな」とか、「ああ、この部分は修復された部分だってことを言居たんだろうな」とか何となくわからないでもない。

しかしですね、アジア人一人の私はとにかく浮いていて、まあ別に浮いていること自体はいいんですけど、意味も分からないんで後ろのほうにいたいのに、紳士な方とかが気を使って前に行かせてくれようとするんですね。

私は意味が分からないので後ろでいいです!とか言えないし。

 

途中からは私がイタリア語が分かるんだと思った人とかに話しかけられたりして、気まずい。

 

しかし、中はかなり面白いのです。

 

 

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このポイントでも無茶苦茶長く話してたんですけどよくわからないんだけど、たぶん水がここから流れてたんでしょうね。風呂かなんかかな。

 

 

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さっきの部屋の隣なんですけど、これはたぶん水道管みたいな感じだったんでしょうね。よくできてます。

 

と、突然何か黒いボックスが並べられたモニュメントみたいな部屋にたどりつきました。

 

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え、ナニコレ意味が分からない……

 

なんかイタリア語で説明しているけど、これはイタ語わからないといよいよ切ない感じになってきたぞ。

 

とりあえず皆にならって椅子の下から眼鏡双眼鏡みたいのを取り出して座る

 

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なにかと説明しているガイドさん。イミフ

 

しかし、NITARIはきがついた。

 

 

あー!!

 

これ、進撃の巨人展の時にやった360度のメガネだー!!

 

 

 

↑説明動画。

 

このメガネをかけると、不思議なことにどこを向いても設定された世界の中に入っているかのような感じになるんですよ。

後ろとか振り向いても、後ろにも世界があるんです。まあ体験しないと説明しずらい。

 

 

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この映像はすごかったですね~
本当に2000年前にタイムスリップしたかのような気分になった。

この宮殿がいかに美しいものだったか、ローマ帝国がいかに壮大だったかよくわかる映像で感動したし、失われたことが寂しくもあった。

 

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この部屋のフレスコ画とかは本当にすごくて、

 

 

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すごい状態で残ってますよね。

 

この遺跡が発掘されたのはルネサンス期だったみたいですけど、かのラファエロも穴から潜り込んで(今みたいに入り口がなかったので)このフレスコ画を見て影響されたらしいです。

 

それにしても、この頃になってくるととにかく寒いし、とにかくガイドの説明は長くて一切意味不明だしでかなりつらくなってきた。

この辺までで1時間かかってますけど、部屋は5~6部屋でほとんどガイドの話のような気が。

 

このツアーに参加して思ったんだけど、本当に全く言葉がわからないって結構ストレスたまるわ(笑)

 

ああ、これが英語だったらなあ、とずーっと思っていましたけど、言っても英語だって完全にわかるわけじゃないしなwwwwと思った。

 

途中で、各部屋にこんな標識があって

 

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多少英語で説明があったのでそれを読むことにしました。

 

一番有名な八角の広間

 

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ここはかなり明るいけども、やっぱり同じように寒い。

 

全体を通して本当に暗くて寒い遺跡なんですけど、本当は丘の上に建てられていたっていうのを想像するのは難しいもんです。

 

これからこの遺跡に行こうという方は、とりあえずUNIQLOのウルトラライトダウン(真夏でも)が絶対必要です。

そして、中が見たいからってイタリア語ガイドツアーはおすすめしません。

ガイドさん、喋り倒しです。

 

とはいえ中はほんとに必見で面白いです。
チケット取れないならイタ語で頑張ってみましょう。

 

極寒のドムス・アウレア出た後は灼熱のローマ

 

さて、外に出た時はもうまさに解凍されたような暖かさ。

 

……というか、暑い。

 

 

……というよりも、もはや痛い。

 

とにかく、ローマ、暑いです。。。

 

タンクトップとかで観光してる人いるけど、私ほんとに薄手にカーディガンで日よけしたほうがいいと思う。UNIQLOの。←なんでもUNIQLO

 

さて、ちょっとかなり疲れたので今日はそのまま帰りましたが、お昼です。

もう、別になんでもよかったんだけど、ピザは嫌だった。

 

ということで、テルミニ駅のアジアンフードの店でカレーを買いましたところ、

 

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雰囲気違いますね……タイ風ココナツカレーでした。

 

ココナツカレーは好きだけど量が多くて完食できず。

 

そのままアパートに戻って、午後は寝てましたとさ。

 

つづく(2017.6.11)

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