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【ネバーエンディング・ストーリー】ネタバレ感想:原作者がブチ切れた理由

小さい頃からよく見ていた映画です。

今見てもなかなかよくできてるなあ、と思います。

有名は有名だけど、意外とクオリティも高い名作

映像のクオリティがなかなかのもの

この映画はとにかく映像がキレイですよね。

1984年の映画なのに、特撮が非常によくできています。どうやって撮ったんだろう?と思わせるシーンもしばしば。

クリーチャーたちの造形もキモ美しいです。
象牙の塔も美しいし、お告げどころおもきれいです。小人のじーさんばーさんも、ファルコンも魅力的。

それらすべてをよくまとめ上げているのが、主人公のバスティアンとアトレーユのかわいらしさです。本当に素晴らしい美少年ぶりですよねー。結構驚きます。
あと、幼ごころの君も超絶美少女。

とにかくこの映画は上質の美意識がいかんなく発揮された映画です。
全然安っぽくないし奥行きも感じさせてくれる。

原作者も言っていますが、ラストシーンが……

この映画はラストシーンがほんとクソですよね。

前半で自分をいじめていた子供に、ファルコンと共に仕返しをする、というまさかのエンディング。

私はこの映画を、たぶん小学生の時に見たんですけど、このラストシーンには幼心にもがっかりしました。一緒に見ていた父に、「最後に仕返しするエンディングは幼稚だと思う」とか言ってました。生意気ですね。

エンディング以外はなかなかよくできてると思うんですよね。

で、今日この記事を書こうと思ってウィキペディアを読んだら、原作者のミヒャエル・エンデがこのエンディングに激怒して訴訟を起こしたが敗訴、クレジットから自分の名前を削除させたそう。

そりゃあ、分かりますわな。

原作の魅力とは全然違うものだけど

私は小学生の時に「はてしない物語」を読みまして。確か、映画はそのあとに見たと思います。

原作の「はてしない物語」は、バスティアンがファンタージエンに行くまでが半分、行ってからが半分になっています。映画ではファンタージエンに行くまでしか描かれていないので、かなり違った作りになっています。

ちなみに、ネバーエンディングストーリー2は面白くないけど、一応原作の後半に似た作りにはしています(記憶を失う、とかそういうところが)。ネバーエンディングストーリー3は確か全く違う映画だった気がします。

どちらにしても全然面白くないので、別に見なくてもいいような気がします。

私は、ネバーエンディング・ストーリーの映画が途中で終わってしまうことについては別にあんまり不服はなかったですね。そこまでの展開がかなりよく描けていたから、カットしまくって詰め込むよりは良心的な作りだったと思うんですよね。

ただ、とにかくあのエンディングがあまりにも酷い。クソだ!!

ハリウッド映画の一番嫌いなところですよ。

そもそも、「仕返しする」とか言ったって半沢直樹みたいに、自分の実力によってリベンジするわけではなくてですよ、魔法の竜の力を借りて報復するとかね。本当に幼稚だし、メッセージとしてもかなり危険。

あーゆーのはほんとやだね。

言っても、半沢だって別に好きではないけどね。倍返し繰り返してたら戦争は終わらんよ。

ぜひ原作も一読を

「はてしない物語」は大好きで、すでに何度も読んでいますが、最近久々に読み返しまして。

やっぱりどう考えても、余りにも素晴らしい作品だと思います。
全ての子供だけではなくて、大人の方にも読んでもらいたいよね。

短い小説ではないけど、この機会にいかがですか?