映画みなくても死なないよ

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映画みなくても死なないよ。

映画と本と芸術と旅。好き勝手やってます。

アカデミー賞作品賞に輝く【ムーンライト】に期待する3つの点

さて、作品賞発表間違いで世間を騒がせた「ムーンライト」が、いよいよ今週末に公開になります!

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ムーンライト : 作品情報 - 映画.com

あの発表のトラブルは私としては残念で、せっかくの快挙なんだからあーゆー余計な話題を作ってほしくなかったですね。

もちろんまだ「ムーンライト」は観ていませんが、「ラ・ラ・ランド」は本当にバカみたいな作品で全然面白くなかったので、あれが受賞しなかっただけでも御の字って感じですね。

 めちゃめちゃ暗そうでどうかと思ったけど、期待できる点も

ストーリー

 マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。

 マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「チビ」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。

 公式HPより

 

もちろん良さそうな映画ではあるが、とにかく暗そうで

この映画の最も大きなテーマはLGBTだそうです。

今はトランプ大統領になってしまって、男女差別だったり人種差別だったり、LGBT差別がまた大きくなっています。

そんな時代にこの作品が作品賞に選ばれたことは、逆に興味深いのかも知れません。

私は人種差別(特に黒人)を扱う作品もよく見ることはありますが、場合によってはあまりにも黒人という人種の立場を問い過ぎていて、とにかく出演している人が全員黒人だったりしてちょっと逆に黒人対白人が対立的な気がしてどうかと思うことがあるんですね。

人種差別を描くんだったら黒人も白人も描いてほしいな、というところがあるんです。

例えば、女性の権利を主張するデモとかって、別に男性もいてもいいっていうか、いてほしいっていうのが私の考えです。

この映画はどうやらほとんど黒人で描かれるようだけど、偏った作品になっていなかったらいいなと思います。

これはLBGTがテーマではなくて、「ラブストーリー」がテーマらしいということ

この記事を読んで、これは面白そうだぞ、と思いました。↓

eiga.com

「同世代」というだけど「同級生」とか見出し書かれるのは可哀想だけど、深田晃司監督の評を観た限りではかなり面白そうだと思いました。

要するに、この作品はLGBTや人種に対する軋轢を描いたものではなくて、淡々とした普通の「ラブストーリー」として描かれているらしい、というところです。

これってすごく重要だと私も最近思っています。

大体、LGBTを描いた作品って、そういうマイノリティであることで苦労しているというところを描かれることが多いですよね。それは別にいけないことでもなんでもないんですけど、この作品は「LGBTである」ということが設定されているだけで、通常の恋愛の物語になっている(らしい)っていうのはある意味新しいと思います。

全く次元の違う話かも知れないんだけど、つい最近放送されていた「地味にすごい!校閲ガール」でそういうのがちょっとあったんですよ。

まあ、基本的には別に面白い作品ではないんですけどね。

校閲ガールの河野悦子の同僚で、和田正人演じる米岡君が自然なゲイで、この子が別の部署の男の子のことが好きなんだけど結構いい感じになってデートしたりしてたんですね。

で、別に彼はLGBTが理由でその子とうまくいかなかったりしないんですよ。別にそういうのは描かれないで、普通にだんだん仲良くなって付き合ってたんですね、男同士。サブストーリーにもならないほどさらっと描かれてて、凄いなーと思いました。

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別に男同士って感じじゃなくて、全然普通に。
こういう描き方をLGBTも本来されるべきなのかも?

まあ、このドラマは漫画が原作なので、その漫画が先進的だったのかも知れない。
しかしながらこのドラマは別に面白いわけではないので、見た方がいいわけでもないです(笑)

「ムーンライト」でまさかの校閲ガールを引き合いに出してすいません(笑)

ブラピが製作総指揮だから、なんかちょっと期待してしまったり

別にブラピが好きというわけでは全然ありません。むしろどうでもよいです。

しかしながらブラピは以前も、「それでも夜は明ける」で下馬評を覆し、作品賞を獲得してるんですね。

この、「それでも夜は明ける」は、これはもう本当に衝撃的に素晴らしい作品でした。スティーブ・マックィーン監督の手腕には脱帽です。

まあ、この作品のすばらしさはとりあえずまた別の機会にでも。

で、その作品をプロデュースしたブラピですから、今回もかなりやるんではないか??と思ってしまうわけですよ。

ブラピってねー、分かってなさそうに見えるんですけどね。
実は結構分かってるのか??みたいな

頭悪そうに見えるけど(失礼)、実は案外本質的なのか?という

まあ、今回の「ムーンライト」では出演しないようにお願いしたいです。(「それでも夜は明ける」は傑作だったけど、別にブラピの役は別の人が良かったんじゃないかなーと思ったので 笑)

NITARI的「ムーンライト」に期待する点

 

 

今までとは違った視点からのLGBT作品を大いに期待。

 

 

 ↓観ました!!!

www.nitari-movies.com