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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】感想・考察編

前回途中になった、【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】感想&考察編です。

前記事はこちら↓

www.nitari-movies.com

 

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】感想

 

シャーロックシリーズの中でも最高傑作と名高い本作です。

まあ、私が勝手にそう言っているんだけどね。
とにかくかっこいいですよね、シャーロックがもうどうしようもなく。

隅から隅まで完ぺきなシナリオですが、やっぱりなかなか複雑で、何度も観てはいたんだけど今回新たな発見があったほどです。

 

アイリーンは本当にシャーロックによって助けられたのか?

 

前の記事を書いていて知ったんですけど、この回では結局最後にシャーロックがアイリーンを助けた、という展開のように見えるけども、本当にそうなのか?という議論が沸き起こったようです

というのは、

 

  1. マイクロフトの目を欺いてカラチに行くの無理じゃね?
  2. さすがにシャーロックがテロリストに勝つの無理じゃね?
  3. ワトソンに内緒でカラチに行くの無理じゃね?

 

などの理由のようです。

 

で、結局はシャーロックの妄想だったとか、マイクロフトとシャーロックの二人が知っていたとか、まあいろんな憶測が絡んでいるんですよね。

私としては、別に普通にアイリーンが助かったという解釈でいいんじゃないかなーと思います。

上の①②③の理由とかって、「そんなこと言ったらそもそも一瞬見ただけで人の3サイズとか分かるのは無理じゃね?」ってことになるわけで。

そういうところはファンタジーとして解釈したって別にいいと思うんです。
そもそも、なんでこの結末をそんなに皆不思議がったのかな?というのが逆に不思議です。

ここで疑問を持つんだったら、他にもいくらでも疑問を持ちたがる点はあると思う。

 

ただ、最後のシーンを注意深く見ていると、確かに違和感があるのは間違いないんですね。

一つは、マイクロフトがアイリーンの遺品をワトソンに渡すところです。
別にここで渡す必要はないんですよね。

ワトソンはそのあと、シャーロックにアイリーンの携帯を渡すわけですよね。

なんでここでマイクロフトが遺品を渡したのかな?ということなんですけど、これはちょっと不思議ですよね。

内容として意味がない、ということもあります。SHERLOCKシリーズは基本的にかなり徹底して寝られたシナリオになっているので、そもそもこういう「なんで渡したんだろう」という疑問が起こることがほとんどないんですよ。

 

それに付け加えるなら、この渡すときの演出ですよね。
ここでカメラが、しっかりと書類と携帯をクローズ・アップしているんです。これはふつうあり得ないですね。かなり意味深だと思います。

で、その前後にマイクロフトが言いますよね。

 

「この死(アイリーンの死)が偽装は、シャーロックがその場にいるくらいでしかありえない」

 

これは普通に考えて、「シャーロックがいるんだったら偽装できるけどね」という意味です。

だから私は普通にこの場合、シャーロックがいるはずもないカラチに行ったんだなーと思ったんですよね。

 

ただ、その時にマイクロフトが「シャーロックがカラチに行ったことはあり得ない」と言っています。

だから世の中のドラマシャーロキアン(っつー言い方があるのか知らないけど 笑)たちは、「マイクロフトが行ってないと言っているのに行ったはずがない」と思ったのかな~と思うんですけど。

 

でも、まあ重要なのはやっぱり書類をワトソンに渡したことでしょうね。

 「はい、渡しましたよ!」っていう、強調したカメラワークになっていることから、裏はある。

その裏っていうのは、まあ多分マイクロフトがワトソンにウソをついて、実はシャーロックがカラチに行ってアイリーンを助けた、ということを知っているんじゃないかと思います。

まあ私が考え付くのはここまでで、別に私自身はその場で見える事実以外の真偽は基本的にあんまり気にしないタイプなんで、そのまんまシャーロックはめっちゃ強いんだなーっでいいかなと思ってます。

この件に関して知ったのはたまたま下記のサイトを発見したからです。
ものすごい勢いで推理しまくってます。そしてなんか納得しました。

 

d.hatena.ne.jp

 

これが答えですよ(←てきとうだなwwww)

 

「ベルグレービアの醜聞」は、シリーズ最高傑作なのか?

 

「ベルグレービアの醜聞」が最高傑作である、という話があるのかどうかは分かりません。

というのが、私シャーロックシリーズ好きですけど世論とか全然分からないんですよね。だからシリーズのどの作品が傑作扱いされているのかは分からないんです。

私自身はトップクラスに好きです。

ただ、このドラマで少し文句があるとすれば、シャーロックのミスっていうところかな。

 

シャーロックはこの作品では、マイクロフトの本当の狙いを読むことができずにモリアーティに負けてしまいますよね。

その点が少し残念と言えば残念かな、と改めてストーリーを見ながら思いました。

凄いのはその点もきちんとシナリオに入れているところですね。

 

今回のシャーロックがただ単にうっかりしていたわけではなくて、やっぱりシャーロックの中でも「恋」という感情が出てきたばっかりに勘が鈍った、というのは私の読みでもなんでもなくて、マイクロフトがしっかり説明してくれています。

何から何まで、手取り足取り教えてくれるドラマなんですね。

 

それにしてもこの作品のすごいところはいくらでもありますけど、シナリオだけじゃなくて内容も含めてトップクラスにかっこいいですよね。

シャーロックが例の「帽子」をかぶって写真に写るところなどもほんとうにおしゃれだし、そもそもパスワードの答えがあまりにも格好よすぎる。

ホントにハイセンスだとしか言いようがありません。

 

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第1話ベルグレービアの醜聞】元ネタ

 

 

この作品の元ネタは、「ボヘミアの醜聞」という作品です。

短編なので、ドラマとはかなり違います。でもやっぱり面白いですよね。

 

ぜひ比べてみてください。