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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第2話バスカヴィル家の犬】全解説

SHERLOCKが大好きなんですが、非常にテンポが速い&難解な部分があるので、この度全部細かい推理まですべて洗いなおしてみた。

 

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【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第2話バスカヴィル家の犬】ネタバレ全解説

父を殺した魔犬の話 

 

シャーロックはいつものように面白い事件に飢えていた。

ワトソンのサイトに依頼のあったケースは、「ウサギのブルーベルを探してくれ」とのもの。妖精のように体が光った後日に消えてしまった。小屋には鍵もかかっており、侵入の形跡はない、との奇妙な事件だった。

シャーロックは少し興味を持つが、その時依頼人が現れる。

 

依頼人の名はヘンリー・ナイト

彼が9歳のころ、父親を魔犬が食い殺したのを見たという。それがテレビのドキュメンタリー番組になっているものをシャーロックたちに見せるヘンリー。

場所はダートムアという荒野のデュワーズ窪地。そこで巨大な魔犬が父を食い殺すのを彼は目撃。しかし遺体は出なかった。

そばにはバスカヴィル研究所があった。
死んだ父親は、その研究所で怪物を作っていると言って笑われ者だったという。

 

ワトソンは、20年前の事件をなぜ今になって依頼するのかをヘンリーに問うが答えない。

怒って帰ろうとするヘンリーに、シャーロックが「昨日何があった?」と問う。

 

シャーロックの推理【ヘンリーの前夜のこと】
  • 始発列車利用
  • まずい朝食とブラックコーヒー
  • 通路の向かいの女性に惹かれたが今は冷めた
  • 今日一本目のタバコを切望している

 

 

<シャーロックの推理【ヘンリーの前夜のこと】解決編
  • 改札パンチの屑がコートに付着。
  • 列車の紙ナプキンにコーヒーのシミ。
  • ケチャップの跡が洋服や口の周りにあることから、列車の朝食セットかサンドイッチを食べた。
  • 列車の朝食はまずいと決まっている。
  • ナプキン人は女性の筆跡。電話番号を書いた角度から、通路の反対側。
  • あとでコーヒーをナプキンで拭いてしまったために、ヘンリーがペンでなぞり直した。
  • しかし、今はそのナプキンで鼻を拭いている→興味が冷めた
  • ニコチンで黄色くなった指がわずかに震えていることから、列車やタクシーで吸えなかったタバコを吸いたい。
  • エクスター始発は5時46分。

→朝一で来たのは昨夜何かがあったから。

 

彼は7歳で両親を失った。

そのことがトラウマになって、幻覚を見せたのではないか、とワトソンが問うと、彼のセラピストであるルイーズ・モーティマーというセラピストも同じように言ったという。

彼は彼女の勧めで地元に戻った。
彼は前日窪地で巨大な魔犬の足跡を見たのだという。

シャーロックはこの事件受けることにした。

 

バスカヴィル研究所と町の様子

 

二人はバスカヴィル研究所に向かう。

「バスカヴィル」は軍の施設である。
荒野を見渡すと、バスカヴィルの近くにはどくろマークの看板の掲げられた一帯があった。

セラピーを受けるヘンリー。
彼は魔犬の夢といくつかの言葉を思い出している。

「自由(リバティ)」「~IN」(~の中に自由)

 

町は「魔犬」によって観光地化されていた。

町のベジタリアンレストランに立ち寄った二人。

ワトソンはそこで、肉の納品書があることを発見し、それをくすねる。
店主にワトソンはどくろマークの看板のことを問う。

彼曰はく、それはバスカヴィルの実験の地雷原だという。

彼によると、魔犬ツアーの案内人のフレッチャーは魔犬を目撃したらしい。

 

シャーロックはフレッチャーに、「魔犬など見てないんじゃ?」と聞き、証拠を見せろとカマをかけると、ひと月前に撮った魔犬の写真を見せ「あれはバスカヴィル研究所から脱走した犬だ」という。
彼の国防省で働く友人がやはり同じようなものを目撃した話もした。

「犬ほど大きいネズミ」「犬は馬ほど大きい」と。
そして足跡の付いた岩を彼らに見せた。

 

第一次バスカヴィル研究所内捜査 

 

彼らは、シャーロックが以前盗んでおいたマイクロフトのIDを利用してバスカヴィル研究所に入り込む。

不正入所が暴かれるまで、おそらく20分ほどだ。それまでに彼らは何かを突き止めることができるのだろうか。

 

地下では動物実験が行われていた。

シャーロックたちはステープルトン博士に紹介される。
彼女は実は、冒頭で消えたウサギ「ブルーベル」を飼っていた娘の母親だったのである。

シャーロックは彼女に、どうしてウサギが死んだのかを問い詰める。
彼女は驚くが答えない。

その時、彼らの不正入所がばれてしまう。
危機的状況を救ったのは、研究所で働くフランクランド博士の助けで研究所から出ることができた。

彼はヘンリーの一件を知っていた。
また、彼はわずかに言葉にアメリカ訛りがあった。

 

ウサギの犬は、ステープルトン博士が娘のウサギを遺伝子操作で光らせたとみる。
つまり彼女は遺伝子実験をしていることがわかる。

 

3人が窪地で目撃したものは 

 

彼らはヘンリーの自宅を訪ねる。彼は金持ちらしく、自宅は大きかった。

シャーロックは、ヘンリーとともに窪地に行き、魔犬に襲わせると言い出す。

 

夜になり、窪地に向かう3人。

ワトソンは、丘の上からモールス信号が発信されていることに気が付く。
「UMQRA」いったいどういう意味なのか。

ワトソンはシャーロックたちと離れてしまう。

 

シャーロックたちは窪地におり、そこに魔犬が現れるも、シャーロックは見ていないという。しかし、ヘンリーは魔犬を見たという。彼は、シャーロックも必ず見たはずだというのである。

ワトソンと二人になった時のシャーロックは非常に様子がおかしく、テンパりまくっていた。そして彼も、「実は俺も観た」と言い始めたのである。

信じようとしないワトソンにいら立つシャーロックは変えに冷たく当たり、不穏な空気が流れる。

ワトソンは外へ出ると例のモールス信号がまた流れていたので、その元を突き止めようと光の方向へ行くが、それは彼の誤解だった。

その時シャーロックからメールが入る。
パブにヘンリーのセラピストが来ているというのである。

ワトソンは彼女にヘンリーの病状を聞き出そうとするが、すんでのところで研究所で知り合ったフランクランド博士に邪魔されて聞き逃してしまう。

 

そのころ、ヘンリーの家では庭の電気がなぜかついたり消えたりする現象が起こっていた。

翌朝、シャーロックはヘンリーのもとへ行き、「犬」のことをなぜ「ハウンド」という古風な言い方をするのか問い詰めるが、ヘンリーにもその理由はわからない。

 

その日、レストレードが街にやってくる。

ちょうどいいので、初日にワトソンが見つけた肉の納品書について、レストレードが店主に問い詰めると、彼は「狂犬の話題があると盛り上がると思ったから飼っていたが、一か月前に獣医に連れてゆき安楽死させた」というのである。

しかし、それはシャーロックが見た魔犬ではないことは明白だった。

 

第二次バスカヴィル研究所内捜査・解決編

 

二人はマイクロフトを使って正式な許可を取り、バスカヴィル研究所に戻った。

二人は24時間の間、自由に操作することを認められた。

 

ワトソンは地下研究所を一人で調べていた。

そこで彼は、例の魔犬を目撃したのである。すぐに表れるシャーロック。

彼は、「僕たちは薬を盛られて魔犬の幻覚を見た」という。

彼らが向かったのは、ステープルトン博士の研究室であった。
シャーロックが探していた「光るウサギ」は、彼女が研究していたものが、間違って娘の手に渡ってしまったがために処分されたとのことだった。

シャーロックは薬を盛られたというが、何に盛られたのか突き止めることができない。
この町に来て以来、シャーロックとワトソンは同じものを口にしていた。

シャーロックは砂糖をコーヒーに入れるので、砂糖に毒が盛られているのかと調べたのだが異常はなかった。

 

熟考の末彼がたどり着いたキーワードは、

「インディアナ州 リバティ H.O.U.N.D」だった。

 

ヘンリーはついに発狂し、モーティマー医師に発砲してしまった。

 

シャーロックはCIAがリバティで行った実験「HOUND計画」がこの事件のキーであることを突き止める。

しかし軍のサイトに侵入するにはパスワードが必要である。
シャーロックはパスを推理し、軍のサイトに侵入。

その薬とは、人体に暗示をかけることができる化学兵器の新薬の実験だ。人体実験により被害にあった人たちのデータが入っており、頭文字をつなぎ合わせると「HOUND」となった。

1986年に中止され隠蔽された実験だったが、内密に研究は進められていたのだ。

そのチームの中には、フランクランドがいた。

その時、ヘンリーのセラピストからワトソンに電話が入った。
彼が発砲した理由は、昔のことを思い出した結果らしく、そのままどこかに行ってしまったのだという。彼女は、ヘンリーを探し出してほしいという。

シャーロックはレストレードをデュワーズ窪地へ向かわせる。

 

ヘンリーは窪地で自殺を図ろうとしていた。
シャーロックは彼に推理を話す。

ヘンリーは子供時代、フランクランドが父を殺したところを目撃した。それの記憶を操作するために薬を使って魔犬の仕業にしようとしていたのであった。

すべての記憶は改ざんされていたのだ。

そこにフランクランドが現れる。

前日にシャーロックたちが見た犬は普通の犬だった。
窪地の霧に薬が混ぜられていたのであった。

すきを見て逃げ出すフランクランド。

 

彼は慌てて地雷区域に立ち入り、地雷を踏んで死んだ

 

後日、ランチをしているワトソンにシャーロックが話しかける。

実はラボにワトソンを閉じ込めて幻覚らしきものを演出したのはシャーロックだったのだ。
彼は砂糖に薬が盛られていると思いワトソンで実験したのだが失敗した。

 

最後に留置所でモリアーティとマイクロフトが対峙しており、彼は釈放された。

留置所の壁一面に「SHERLOCK」との記述があった。

 

【SHERLOCK(シャーロック)シーズン2第2話バスカヴィル家の犬】感

 

SHERLOCKシリーズはどれもかなり好きで何度も観てますけど、この回はそれほど好きなほうには入らないですね。

あまりにも非現実的な感じもしますしね。

 

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